20代のころはなかったはずのシミが30代になって表れ、どんどん濃くなっていく…
10年後にはシミだらけになっちゃったらどうしよう!
鏡を見るたびにため息をつきたくなる気持ち、よく分かります。
お顔の印象を大きく変えてしまうシミには是非とも消えて欲しいですよね!
結論から言うと、スキンケア次第でシミを薄くすることは可能です!
私自身、コンシーラーが手放せなかったシミが、美白ケアを頑張った結果、コンシーラーが要らないくらい薄くなりました!
この記事では、私がこれまで使った美白化粧品の中から、おすすめの美白スキンケア化粧品をランキングでご紹介しています。
美白化粧品選びでは、
- 配合されている美白成分がシミにどう働くか
- 自分のシミの原因と配合成分が合っているか
この2つがとっても大切です。
特に、2番目が重要で、原因と成分が合ってないままダラダラと使い続けても効果を感じられない場合があるからです。
3か月使って効果を感じない場合は、シミが出来ている原因と成分の働く場所がズレているので、アイテムの切り替えをおすすめします。
自分にぴったりの美白スキンケアを選ぶためには、美白有効成分がどんな働きをするのかを知ることも大切です。
シミができるメカニズムや美白成分についても細かくまとめました。
美白スキンケアおすすめランキング
全部自分で使ってみてみたもののなかから、おすすめ順に美白化粧品をまとめました。
美白化粧品選びの参考にしてみてください。
No1.ホワイトショット(ポーラ)
美白有効成分 | ルシノール/PCE-DP(←10年ぶりの新規美白成分!) |
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シミへの働き | チロシナーゼ活性阻害/メラニンの蓄積を抑える |
トライアル | なし(期間限定でお得なセットが出る場合あり) |
公式ページ | ポーラホワイトショット |
3か月腰を据えて使った結果、個人的に一番効果を感じたのがポーラのホワイトショットでした。
- 美容液
- スポット美容液
- サプリ
- シートマスク
- ドリンク
と商品ラインナップがあり、気になるシミの種類に応じて普段のスキンケアに取り入れることができます。
私が使ったのは美容液とスポット美容液、サプリの3種類。特にサプリは気に入って1年近く飲み続けています。
美容液とクリーム、サプリには抗糖化成分であるYACエキスも配合されています!YACエキスはポーラのエイジングケアブランドB.Aにも配合されている成分なので、お得感があります♪
ポーラが開発したルシノールは特許成分のため、現在はポーラ製品にしか使われていません。
また、2019年、10年ぶりに厚労省の認可が下りたPCE-DPが配合されたホワイトショットの2アイテムも発売されました!
こちらも早速使いましたので、レビューをご覧ください♪
- スポットや全顔美容液などニーズに合わせて選びたい
- 内側外側合わせてシミにアプローチしたい
- 新規の美白成分と既存合わせて効率的に美白したい
No2.HAKU(資生堂)
美白有効成分 | m-トラネキサム酸、4MSK |
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シミへの働き | メラニン生成抑制(ダブル美白) |
トライアル | あり/約2週間分(WEB限定・数量限定) |
公式ページ | 資生堂HAKU |
HAKUはいわずと知れた資生堂を代表する美白ケア化粧品。
発売から10年以上リニューアルを繰り返しながら愛され続けるロングセラー商品です。
ちょうどHAKUが登場したばかりのころに1本使った記憶がありますが、その頃と比べて格段にパワーアップしてます!
それが、現在のHAKUのダブル美白。
2つの有効成分はメラニン生成抑制という部分の働きでは同じですが、細かくカテゴライズすると、
- トラネキサム酸・・・メラノサイトが元気にならないようにする
- 4MSK・・・メラニンを作る工程を邪魔する
役割が分けられます。
これは、美白有効成分技術を多くもっている資生堂だからこそできた配合!
事実、資生堂は過去20年で化粧品メーカーの中では最も多く美白有効成分の医薬部外品認可を取得しています。今ではよく使われているアルブチンも資生堂が開発した成分です。
先日コスメコンシェルジュの美白セミナーで美白成分についてお勉強してきましたが、やっぱり美白成分の開発力の高さでは資生堂が断トツだな、と実感しました。
昔はなかったHAKUの2週間や1か月のトライアルも出てきて、以前より試しやすくなっていますよ。
No3.HANAオーガニックホワイトケアシリーズ
美白有効成分 | ビタミンC誘導体 |
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シミへの働き | チロシナーゼ活性阻害、メラニン還元 |
トライアル | あり/約7日分 |
公式ページ | HANAオーガニック |
実力派オーガニックコスメのHANAオーガニック
オーガニックは美白できない、効きにくいといった今までのイメージを覆すブランドです。
医薬部外品の美白成分としてはスポットクリームに、ビタミンC誘導体を配合。
また、和漢エキスのアーティチョークエキス(朝鮮アザミ)がホワイトジェリー(美容液)とスポットクリームに配合されています。
アーティチョークエキスエキスは医薬部外品ではないものの、アルブチンの約5倍ものメラニン抑制効果がある注目成分です。
HANAオーガニックは肌の微弱炎症に着目しています。微弱炎症が起こると、メラニンが活性化されてシミができやすくなってしまうんです。
美容液のホワイトジェリーには昔から火傷の薬として使われてきたキハダを始め、抗炎症作用のある和漢エキスを8種類ブレンドしてあります。
みずみずしいジェリー状で、べたつかずしっとりと肌を整えてくれます。
化粧品はなるべくナチュラルなものを使いたい&美白ケアもしたいという方にはおすすめです。
- 石油由来成分一切不使用!安心できる成分で美白ケアしたい
- 包括的なケアでシミだけじゃなく肌力をアップさせたい
No4.サエル(ディセンシア)
美白有効成分 | アルブチン |
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シミへの働き | チロシナーゼ活性阻害 |
トライアル | あり/約10日分 |
公式ページ | ディセンシアサエル |
敏感な肌やゆらぎがちな肌でも美白ケアができるディセンシアのサエル
ディセンシアはポーラの社内ベンチャーとして誕生したブランドです。独自技術「ヴァイタサイクルヴェール」により、敏感肌でも使える低刺激なスキンケアが可能に。
通販限定でありながら、ポーラの高い技術力と確かな安全性もあり人気が高まっています。
美白有効成分のアルブチンと抗炎症作用のあるグリチルリチン酸2K配合。これだけならどこにでもある美白化粧品ですが、それだけじゃないのがサエル。
ストレスによるシミに着目していて、独自の複合成分ストレスバリアコンプレックスを配合しています。
黄くすみや赤くすみなどにも対応し、透明感のあふれる肌に導いてくれます。
トライアルセットは合わなければ30日の返金保証付きで、化粧品が合いづらい人にも嬉しい!
- 敏感肌向けの低刺激スキンケアで美白ケアもしたい
- 化粧品が合いにくいので返金保証付きで試したい
番外編:ホワイトケアセット(ビーグレン)
美白成分(認可外) | ハイドロキノン |
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シミへの働き | メラニン還元、チロシナーゼ活性阻害 |
トライアル | あり/約10日分 |
公式ページ | ビーグレン |
最後に番外編として紹介したいのがビーグレンのホワイトケアセットです。
なぜ番外編なのかというと、美白成分として配合されている成分「ハイドロキノン」が現在のところ厚生労働省で美白有効成分として認められていないから。
このハイドロキノン、効果が高い分刺激も強い成分なのです。
とはいえ、ハイドロキノンは皮膚科でもシミ治療の際に処方されるほど効果の高い成分であることは事実です。美白の効果はビタミンCやプラセンタの10~100倍ともいわれています。
こちらのトライアル使ってから現品購入もしましたが、おそらく私はハイドロキノンが合わない体質…。目の下の薄い皮膚に塗るとカサカサしてしまいました。
攻めの美白ケアをしたい人にはおすすめしますが、ハイドロキノンの刺激が強い側面については理解しておくべき部分です。
ただ、ビーグレンの場合は使用している場合でも合わなければ365日返品保証付き!リスクなく試せるのが魅力です。
- 刺激は強めだけど効果も高いハイドロキノンで攻めの美白ケアがしたい
- 返金保証付きで安心して化粧品を試したい
美白化粧品とは?
「美白化粧品」ということが出来るのは、医薬部外品と認められたものだけと法律で決まっています。
医薬部外品は厚生労働省で認可をうけるものですが、配合濃度による効果や安全性など審査が行われます。
審査やその準備には莫大な時間とお金がかかるため、医薬部外品の申請をできるのはある程度規模のある化粧品メーカーもしくは、原料メーカーに限られるという訳です。
世の中には医薬部外品ではないけれど、美白に効果のある成分ももちろんあります。
企業のコストの面で申請されていなかったり、ハイドロキノンのように安全性の面で認可されていなかったりします。
美白化粧品の主な有効成分一覧
では、どんな成分が美白の有効成分として認められているのでしょうか。
主な美白有効成分を一覧にしてみました。
ビタミンCが美白に効果的というのは何となくイメージがある方が多いかもしれません。
ですが、ビタミンCそのままでは酸化しやすく、安定しにくいというデメリットがあります。
そこでビタミンC誘導体が開発されました。
ビタミンC誘導体はビタミンCを化粧品に配合しやすくするために構造を変化させた成分。リストに挙げた他にもたくさんのビタミンC誘導体があります。
先ほど説明したように、大手化粧品メーカーが認可を受けた美白成分は、特許の関係などで独占されているケースが多いです。
莫大な費用と時間がかかっているため、独自の成分として打ち出すことで、他社との差別化を図っているんですね。
ビタミンCやアルブチンは美白化粧品でよく見る成分ですが、使用権や特許の問題により、一般的なメーカーはそれらに頼らざるを得ない面もあるようです。
(つまり、よく見る成分が効果が高いという訳ではないということ)
美白の有効成分は多くの種類がありますが、それぞれ全く別の働き方をします。
シミが出来るメカニズム別美白有効成分
美白有効成分とひとくくりにいっても、成分によって働き方が異なります。
シミと言えばメラニン!というイメージが強いかもしれません。それは間違いではありませんが、シミが出来る仕組みは複雑で、様々な段階を経ています。
また、前提として覚えておいていただきたいのですが、メラニンを作るというのはヒトの生体防御反応。つまり、紫外線などの外部刺激から体を守るためなのです。
メラニンができること自体が悪ではなく、蓄積されたり排出されずに肌にとどまってしまうことが問題ということです。
段階ごとに説明すると、以下の様になります。
- メラノサイトに情報伝達物質が伝わる
- チロシナーゼの働きでメラニンが産生される
- メラニンが輸送される
- 色素沈着が起こる
シミができる段階別に効果的な美白有効成分をみていきましょう。
情報伝達物質の抑制
シミができる第一段階。
紫外線やストレスなど外部からの刺激により、体内から複数のたんぱく質である情報伝達物質が産生されます。
情報伝達物質によりメラニンの工場であるメラノサイトが活性化してしまいます。
まずは、この第一段階、情報伝達物質を止めようというのが以下の成分です。
- トラネキサム酸・・・情報伝達物質プラスミンのはたらきを阻害
- カモミラET・・・情報伝達物質エンドセリンを抑制
情報伝達物質の抑制に有効な美白化粧品
この第一段階に働く成分が配合されている化粧品をピックアップしてみました。
チロシナーゼの活性阻害とメラニン還元
シミができる第二段階です。
第一段階にて防げなかった情報伝達物質がメラノサイトにメラニンを作りなさいと指令をだします。
メラノサイトにあるチロシナーゼ(酵素)とチロシンがぶつかることにより、活性化され、チロシン→ドーパ→ドーパキノンと変換され、結果的にメラニンができます。
メラニンができる元であるチロシナーゼの働きを阻害しよう、というのが第二段階の有効成分たちです。
- コウジ酸
- エラグ酸
- アルブチン
- ルシノール
- 4MSK
- ビタミンC誘導体
さらに、メラニンが出来てしまったあとも、メラニンを別のものに変化させる=還元する美白成分として、ビタミンC誘導体が有効です。
ちなみに、医薬部外品ではないですが、ハイドロキノンにはチロシナーゼの活性阻害とメラニン還元作用があります。
チロシナーゼの活性阻害とメラニン還元に有効な美白化粧品
メラニンの輸送を防ぐ
第一段階でも第二段階でも防げなかったメラニンが黒い粒となり、ついに肌の表面に出てきてしまおうとしています。
メラニンはメラノサイトの突起部分から排出されます。その輸送を防ぐ医薬部外品成分にニコチン酸アミドがあります。
色素沈着を防ぐ
通常であれば、肌表面に出てきたメラニン色素はお肌の生まれ変わり(ターンオーバー)により、排出されていきます。
ですが、ターンオーバーが乱れた肌ではそのままメラニンが沈着してしまうので、結果、シミになってしまうのです。
ここで沈着を防ぐ成分に
- 4MSK
- プラセンタ
などがあります。
色素沈着を防ぐ美白化粧品
自分にぴったりの美白化粧品の選び方
シミケアひとつとっても、今はかなり技術や成分が進歩しています。シミの原因も細分化されて、それに応じた成分が開発されています。
この化粧品技術の進歩に乗らない手はありませんよね!(笑)これからもどんどん新しい技術や成分が出てくると思うとワクワクしてしまいます。
とはいえ、色んな成分があるからこそ、人によって合う合わないがでてきます。
自分にぴったりの美白化粧品を選ぶには、まずは1か月試してみることが大切です!
美白ケアでどの部分を強化したいのか?成分や使用感など、総合的にみて、自分にとってベストな美白スキンケアをみつけてくださいね♪