老け顔の代名詞といっても過言ではない顔のたるみ。なんとか改善したいと思っている方は多いのではないでしょうか。
ババア化を加速させる顔のたるみの原因と改善方法についてまとめてみました。
まだたるみに悩んでいない方にも絶賛お悩み中の方にも!たるみに関するお役立ち情報をまとめてみました。
さっと読むための目次
顔のたるみの原因とは?
たるみ改善や予防の前に、知っておきたいのはその原因です。
肌がたるむのには大きく分けて2つの要因があります。
肌のコラーゲンなどが減ることでたるむ
プルプルのお肌を作る上で欠かせないのはコラーゲンだというのは常識ですよね。
肌の真皮の大部分はコラーゲンやそれを繋ぐエラスチンなどで構成されています。
通常、肌は自分自身でコラーゲンを作り出す力を持っているのですが、様々なことが原因でコラーゲンの量が減ったり変性してしまいます。
- 紫外線
- 喫煙
- 大気汚染
- トランス脂肪酸など体によくない油
- ストレス
これらのことが原因で体は酸化してしまいます。
実はしわになるメカニズムもこれと同じです。
真皮内で硬くなってしまったコラーゲンが折り重なることでシワとして残り、顔の筋肉や脂肪を支えきれなくなり、結果たるんでしまいます。
表情筋の衰えでたるむ
たるみのもうひとつの原因は表情筋です!
年々代謝が落ちて体の筋肉量も落ちてしまいますが、もちろん顔の筋肉も例外ではありません。
顔の表情筋が緩むことにより、表情筋にくっついている皮膚も一緒に緩んでしまうのです。
この他にも
- 皮下組織の脂肪細胞が大きくなってしまう
- 血行やリンパの流れが悪くなり起こるむくみ
なども顔がたるむ原因だと言われてます。
アンチエイジングの肌悩み一番多いのは「たるみ」だった
何歳になっても若く見られたいと思うのが女子心!その気持ちとは裏腹に年々エイジングに関する肌悩みは増えていきます。
化粧品メーカーのポーラが実施した女性の肌悩みに関するアンケートで、面白い結果を発見しました。
青の色が濃くなるほど悩んでいる人の割合も増えています。
シミに関して悩んでいることは全ての年代で共通しているのですが、たるみに関しては45歳を境に悩む人の割合が2倍近くに膨れ上がっています。
この結果から読み取れることは、45歳以降に肌のたるみを実感する人が多いということ。
ですが「45歳以降からたるみケアしたらいいのね」と思うのは大間違いです。
たるみはシミなどの肌悩みに比べてじわじわと迫ってくるもの!気づいたら取り返しがつかない場合も多いんです。
一度たるんでしまった顔はなかなか元には戻らない?
顔の中で特にたるみやすいのは、皮膚が薄い目元、フェイスライン、そしてほうれい線だと言われています。
ほうれい線は一見しわだと思いがちですがたるみの一種です。
大きくたるんでしまってから自力で改善するのは至難の業。美容医療に頼らざるを得ない状況もあるかもしれません。
そうならないために日々予防、改善していくことが大切!
小さな積み重ねが10年後の顔を変えます。今日からできるたるみケアを見ていきましょう。
顔のたるみ予防&改善に!今日からできるケア方法
とにかく紫外線対策
肌のコラーゲンを変性させたり、コラーゲンを作り出す線維芽細胞の働きを弱めてしまう紫外線。
たるみだけではなく、シミ、しわなどあらゆる老化現象を引き起こします。
肌の老化の8割は紫外線によるものだと言われているほどなんです。
短時間だから…曇ってるから…と日焼け止めを塗らずに出かけるなんて厳禁!
歯を磨いたり顔を洗ったりするのと同じように、日焼け止めも当たり前に塗る習慣をつけましょう。
たるみケアに効果的な食べ物
コラーゲンの減少や変性によって起こるたるみには抗酸化成分を含む食べ物を食べるのが有効。
ビタミンA、C、Eを多く含む食材は抗酸化力が高く、美肌のACE(エース)とも呼ばれています!
ビタミンAを多く含む食べ物
- うなぎ
- モロヘイヤ
- にんじん
- 春菊
- ほうれんそう
- かぼちゃ
- ルッコラ
- にら
- チンゲン菜
- 赤パプリカ
ビタミンCを多く含む食べ物
- 赤・黄パプリカ
- 菜の花
- ブロッコリー
- カリフラワー
- ゴーヤ
- ピーマン
- とうみょう
- かぼちゃ
- ミニトマト
ビタミンCは体に残りにくいと言われており、一度にたくさんとっても尿として排泄されてしまいます。朝昼晩と少しづつ頻繁にとるのがおすすめ。
ビタミンEを多く含む食べ物
- アーモンド
- ツナ缶
- たらこ
- モロヘイヤ
- かぼちゃ
- うなぎ
- 赤パプリカ
- アボガド
- ほうれんそう
- するめいか
ビタミンA、C、Eは一緒にとることで、体に吸収されやすくなるなどの相乗効果があります。
レシピで工夫してみたり、サプリに頼るのもひとつの方法です。
たるみケア美顔器orマッサージ
表情筋の衰えによるたるみにアプローチするなら美顔器やマッサージがおすすめです。
歯科医師の宝田先生が推奨するペットボトルを取り入れたものや、顔ヨガなど色々方法はあるので自分に合ったものを取り入れてみてはいかがでしょうか。
私はあれこれやるのが面倒くさい派なので(笑)美顔器を取り入れています。
口にくわえるだけで簡単なタイプが色々出てるので、不器用な人でも簡単です。
ただ、マッサージの場合は自己流の間違った方法でやってしまうと、逆にシワを作ってしまうなどリスクがあります。
マッサージは強すぎる力でやらずに優しく。血行促進&むくみ取りに効果的です。
化粧品でたるみケアはできる?
化粧品でたるみ改善ができるのかという点に関しては、正直あまり期待できないと思います。
たるみは筋肉や真皮部分が引き起こす問題です。
一方で化粧品が効果を出せるのは真皮より上の部分、角質層まで。
なので、たるみケア化粧品に関しては改善を期待するよりも予防という意味で付き合うのが正しいかなと思います。
とはいえ、各社優秀な成分や商品を開発していて化粧品の技術も進歩しているのも事実。
たるみにアプローチする化粧品としては「コラーゲンを増やす効果があるかどうか」を軸に選ぶことをおすすめします。
- ビタミンC
- レチノール
などが代表的な成分です。
線維芽細胞にアプローチするようなスキンケア商品もおすすめです。
純粋レチノールの効果!資生堂エリクシールのしわ取りクリームを使ってみた
まとめ
シミ・しわもそうですが、たるみは老け顔を加速させる代表選手です。
たるみ改善は効果が見えにくかったり時間も掛かりますがこつこつ積み重ねることが大切です!