先日、日本化粧品協会が主催するオルビスアクアフォースの勉強会に参加してきました。
アクアフォースの開発担当者から直接お話を聞けるとても貴重な機会!
成分のことや、技術のこと、また実際に自分で使ってみたリアルな口コミをまとめてみました。
10代~30代前半向けのスキンケアというイメージのアクアフォースですが、30代40代のエイジングケア世代でも満足できるものなのでしょうか。
さっと読むための目次
リニューアルしたオルビスアクアフォースの勉強会に参加してきました
私が保有するコスメコンシェルジュ資格を主催する日本化粧品協会では、コスメの勉強会だったり成分の勉強会などをよく開催しています。
今回、オルビスの本社でアクアフォースのお勉強会が開かれました。
会場にはオルビスが販売している健康食品の試食があったり・・・
フォトスポットがあったり・・・
実際、アクアフォースの現品を手に取ることもできました。
オルビスはもともと通販からスタートした化粧品会社ですが、2006年にポーラ・オルビスグループとして生まれ変わりました。
ポーラは化粧品のオリンピックといわれるIFSCC(The International Federation of Societies of Cosmetic Chemists)で多くの賞を受賞していて、優れた研究者たちが所属する化粧品会社です。
オルビスがポーラのグループ会社になってからは、ポーラの研究者が商品開発に携わっているため、私にとって気になるブランドのひとつだったのです。
今回の勉強会は、アクアフォースの開発に携わっているポーラの技術者の方からお話を聞ける貴重な機会でした。
オルビスアクアフォースの成分と技術、何が変わった?
オルビスの中でも主力のブランドがアクアフォース。
なんと2000年から17年も続くロングセラーコスメなのです。
発売からアクアフォースは3度リニューアルを重ねており、2017年1月に4度目のリニューアルがありました。
いったい何が新しくなったんでしょうか?
うるおいマグネットAQ
勉強会の中で主にお話があったのは「うるおいマグネットAQ」という技術についてでした。
人の肌は本来、水分と油分のバランスを保ち、自力で潤いを作り出す機能を持っています。
これを角層のラメラ構造といいますが、入浴や洗顔など日々の生活で簡単に崩れてしまうものなのです。
ラメラ構造が崩れて、水分の逃げ道が出来てしまったお肌を埋めるように働くのが「うるおいマグネットAQ」です。
まるで磁石の様に、角質細胞と水をくっつけて、お肌にうるおいを与える役割を持っており、水分を抱え込み続けるため、もちもち感が持続するそうです。
今回のリニューアルでは洗顔、ローション、保湿剤の3つ全てにこの処方が施されました。
また、人の肌を構成する成分に似たMEL-B(天然糖脂質成分)が、潤いが足りないところを優先的に保湿してくれるのです。
左の写真は白っぽくなっていて、隙間が多く、ラメラが乱れているのが分かりますが、MEL-Bを付けたお肌はキレイなミルフィーユ状になっており、水分と脂質のバランスがとれていることが分かります。
左の写真から右の写真の状態に改善されるまでなんと1日、2日ほどしか経っていないんだとか!
もちろん感じ方の違いはあると思いますが、付けた瞬間から実感できるような設計にしているそうです。
アクアフォース洗顔フォーム
現品を実際触らせてもらったときに、アクアフォースの洗顔を泡立てたものが出て来ました!
こんなにたっぷりのふんわり泡・・・見てるだけで幸せな気持ちになりますw
泡立ててから少し時間が経っているそうですが、まだまだこの濃密な泡。
オルビスの方が「化粧水を付けるのを忘れてしまいそうな程、しっとりと潤いを残す」と言ってましたが・・・ホントかな?(^^;
アクアフォースローション
ローションはシャバシャバの液体タイプのもの。
無色透明で香りもしません。無香料、無着色、オイルフリーというのはオルビス創設から変わらないポリシーのようです。
値段がとってもリーズナブルなので思いっきり使えるのが魅力ですね。
アクアフォース保湿液
アクアフォース最後のステップはこの保湿液。
ジェルよりは柔らかいけど、ローションよりは硬さのあるテクスチャーです。
アクアフォースのお手入れはホントにシンプル。
洗って、うるおいを与えて、保湿する
成分も必要最低限のものしか入っておらず、とてもシンプル。
お肌が季節の変わり目でゆらいだ時や、荒れた時などに安心して使えるアイテムだと、化粧品協会代表の小西さんもおっしゃってました。
オルビスアクアフォースを使ってみたリアルな口コミ
勉強会のお土産にアクアフォースのトライアルセットやオルビスの健康食品などをいただきました。
黄色の風呂敷でお花の様にとってもかわいく包装されてました♡
こちらのトライアルセットはたっぷり3週間分で、通常1,200円で試せるお得なセットです。
公式通販を確認すると、このトライアルセットに追加で、化粧水の現品と今治タオルが付いて2,500円の限定セットもあるようです。通販限定のセットです。
さっそくオルビスアクアフォースを使ってみて、本当にそれほどまでに水分保持力があるのかを検証してみました。
洗顔後、ローション・保湿剤使用後、そしてその後何も塗らず1時間後の肌の水分量をそれぞれ測ってみました。
結果がこちら。
- アクアフォースの洗顔料使用後40%
- アクアフォース化粧水・保湿剤使用後44%
- アクアフォース使用後何も使わず1時間後40%
という結果でした。
この水分測定器の目安が、42~46%が潤っている肌、47%以上がとても潤っている肌という指標になります。
なので、測定結果だけを見ると、スキンケア直後は潤ったけど、使用後は普通に戻ってるということになります。
まぁ、この測定値はあくまでも目安ですし、見方によっては1時間後も乾燥しなかった、と捉えることもできます。
それよりももっと大切なのは使用感や自分の実感です。
個人的には、シンプルなお手入れステップは気に入ってますが、化粧水がシャバシャバして水のようで・・・もう少しとろみが欲しいかな~?というところ。
しっとり感に何だかやや物足りなさを感じてしまいます。アラサーのお肌に水の様な化粧水がなかなか入って行ってくれないのです(涙)
ただ、生理前のオイリー肌の時や、ニキビが出来たりちょっと荒れた時など使うとよさそうです。
繰り返しになりますが、アクアフォースの成分構成はホントにシンプルなんです。
成分欄が2行!これって一般的な化粧品に比べると半分くらいの印象です。
本当に必要なものだけ、最低限使いたい、という方にぴったりなのかなと思います。
オルビスをエイジングケアで使うなら?
オルビスは品質は高いのにコスパも高いというブランド。
今回、勉強会に参加してみて改めて実感しました。
お財布が厳しい時やお肌がゆらいだときなど、是非取り入れたいスキンケアブランドです。
とはいえ、やっぱりエイジングの悩みが色々ある30代40代としては少し物足りなさもあるかな、と。
やっぱり美容液もクリームも使いたい、エイジングケアも取り入れたいという方にはオルビスユーをおすすめします。
オルビスユーのトライアルセットを使ってみました
オルビスユーはオルビスのエイジングケアライン。アクアフォースを使ってみて、オルビスユーも気になったのでトライアルセットを試してみました。
洗顔ジェル、ローション、日中用乳液、夜用クリームの4点セットです。
オルビスユーには、HSP(ヒートショックプロテイン)という傷ついた酵素を活性化させるたんぱく質が配合されています。
HSPは年齢や紫外線などのダメージとともに減っていく「インナー酵素」を修復してくれるもの。
インナー酵素は見た目の年齢と大いに関係しています。

引用:オルビス
見た目年齢が高い人は、若く見える人に比べてインナー酵素が少ないことが分かっているんです!
エイジングケアといってもその悩みは多岐に渡りますよね。シミ、シワだったり、毛穴だったりたるみだったり・・・
エイジングケア何か対策をしたいけど何から始めればいいのか分からない、という場合にファーストエイジングケアとしてぴったりのブランドなのです。
ローションはアクアフォースに比べてとろみがあり、30代の肌でもぐんぐん吸い込む感じ。馴染ませるとしっとりします。
ケアも朝はUV入りの乳液、夜はクリームとケア方法も手軽です。
クリームはどちらかというとジェルっぽいテクスチャーなので、べたつかず使いやすそうですよ♪
1週間試せるトライアルセットは、合わない場合開封していても30日以内なら返金可能。
お肌への相性をみるためにもまずはトライアルセットから使ってみるのがおすすめです。