お肌の美しさに年齢は関係ない。そう思わせてくれる10歳年上のお友達がいます。
奇跡のアラフォーと勝手にお呼びしているのですが、本当に肌のキメが細かくてキレイ!
もともとアトピー肌だったなんて信じられない程・・・毛穴が見当たりません(羨)
そんな彼女にどんな化粧品を使っているのか聞いたところ、教えてくれたのが「HANAオーガニック」でした。
正直、オーガニックに全く興味がなかった私でしたが・・・
奇跡のアラフォーに「肌がどんどんよくなる!」と言わしめるHANAオーガニックってどんなブランドなの!?どんな人が作っているのか知りたい!!
そんな希望が叶い、この度HANAオーガニックの福岡本社にお邪魔してきました♪
どんどん肌がよくなる秘密は一体!?HANAオーガニックの商品開発について代表の林田さんにたっぷり伺ってきました。
さっと読むための目次
HANAオーガニックの福岡本社にお邪魔しました
HANAオーガニックを運営するえそらフォレスト株式会社の副社長であり、HANAオーガニックの代表である林田さん。
ホリスティック美容家としても活躍され、日本ホリスティックビューティー協会九州支部の代表でもあります。
22の時に当時の会社の先輩たちと起業。無添加化粧品の企画・開発で、なんと100億円規模のブランドに成長させました。
そして、2010年にえそらフォレスト株式会社を設立。HANAオーガニックが誕生しました。
福岡の本社は緑あふれるステキなオフィス。本日はよろしくお願いします!
「肌って何なんだろう?」から始まるHANAオーガニックの商品開発
化粧品が開発される理由や思いはメーカーによってさまざまです。
シミやシワを何とかしたいというお悩みベースであったり、「この素晴らしい成分を入れたい!」という成分ベースであったり。
HANAオーガニックの商品開発は何が発端となっているのでしょうか。

HANAオーガニックの商品開発は肌って何なんだろうから始まっています。


ホリスティック美容の観点にたどり着いたのは色んな研究者に出会ってからなんです
一般的な化粧品業界の考え方は「新しい悩みを作れ」「その悩みを改善する成分を作れ」というもの。
消費者の新しい悩みや新しいカテゴリーを作る。そのニーズに応える成分を作れば売れるというのが化粧品業界のセオリーです。

前職でたくさんの研究者の方に出会いましたが、どういう理由でシミができるのか?シワができるのはどういうプロセスなのか?を知りたいという方が多かったんです。
肌ってまだまだ未解明な部分も多いんです。
そんなお客様の悩みの根底を探したいというのが研究者の本音だったんですよね。
前職のネットワークを生かし、HANAオーガニックの化粧品は様々な研究者や原料メーカーと一緒に開発を行っています。
例えば、国内有数の原料メーカー岐阜の一丸ファルコス。
地方自治体と一緒に保湿成分のプロテオグリカンを開発するなど、原料の開発はもちろん基礎研究の部分にも力を入れている会社です。
普通の通販化粧品会社だと、ひとつの研究所、ひとつの工場と取引をするのが一般的です。
HANAオーガニックの場合、たくさんの研究者の頭脳が集まっている!つまり、それだけ多くの技術や知見を活用できるということです。
それって大手にも負けない強みですよね。

そういう方々と出会えたバックボーンは確かに強みかもしれませんね。
だけど、HANAオーガニックをスタートした時は全くゼロからのスタートだったのに、協力してもらえるように厚かましくお願いしただけなんですけどね(笑)
今回は一銭もないんだけどよろしくお願いしますと(笑)
HANAオーガニックの根本である「肌って何なんだろう?」について、どういう商品開発をされているのか、さらに詳しくお話を聞いてみました。
肌理論に基づいた「肌が美しくなるために必要なこと」
自律神経や女性ホルモンを整えるローズの役割

それには毛細血管がカギを握っているのではというのが始まりです。
お肌は表皮層と真皮層の2層からなっています。
そして、その下の皮下脂肪の部分に通っているのが毛細血管。
細胞を元気にするための栄養を運んだり、老廃物を排出させるためには血流の流れが欠かせません。

林田さん:「毛細血管の血流が悪くなるのは交感神経が優位になってしまうから。
では、副交感神経を優位にするためには?と調べたらお花や植物の根っこの部分が素晴らしいと分かって。」
「そして、結局、伝承的にも素晴らしいものがローズだったんです」
HANAオーガニックの代名詞ともいえるダマスクローズです。
通常の3~4倍の精油成分が含まれるというブルガリア産の最高峰ローズウォーター。
HANAオーガニックではほとんどのアイテムにダマスクローズのローズウォーターが配合されています。
今年のローズウォーターと去年のローズウォーター、そしておととしのローズウォーターと嗅ぎ比べさせてもらいました!
不思議なことに同じローズのはずなのに、香りに少し違いがあるんです。
ある年はジュースのようなフレッシュで美味しそうな香りだけど、また別の年は濃厚で華やかな香りだったり、それぞれ個性があります。
時期や気候によって香りが変わるのは、天然のローズを使っているからこそ。
特にミストタイプの化粧水フローラルドロップは、水を1滴も使わずに、バラの花びら3,000枚分のローズウォーターが贅沢に使われています。
シュッとひと吹きするだけでフワッとローズの香りが広がって・・・
バラの花びらを敷き詰めたバスタブにゆったり浸かっているかのような贅沢な気分に♡
合成されたローズの香りではないので、とっても自然で優しくて・・・でもすごく華やか!うっとりしちゃいます。
肌の微弱炎症を防ぐ伝承由来成分

炎症ってどういう状態か分かりますか?


炎症は、本来体を守ろうとして起こっていることなんだけど、美容の観点からするとあまりよくないことなんです。


太くなった血管は真皮部分の大事なコラーゲンネットをブチブチ切断してしまうんです!


そして、体の防衛反応が働いてメラニン色素がたくさん作られてシミに繋がったり、肌の潤いに大切なセラミドを作るという通常の肌の機能を止めてしまったりするんです。


これは慢性的な炎症を起こしている状態なんです。
微弱炎症についてはまだまだ未解明な部分も多いですが、今分かっているだけでもこんなにたくさんの原因があります。

科学的アプローチでは追い付いていない部分がたくさんあるので、HANAオーガニックでは抗炎症の部分に関しては伝承成分である漢方を選択しています。
HANAオーガニックのアイテムの中で最も抗炎症に特化しているのが「ホワイトジェリー」です。

キハダは昔から火傷の治療薬としても使われていた漢方なんですよ。
瑞々しいジェリーなのですが、とろみがあって、少し粘り気もあって。
でも、肌に乗せるとすっと馴染む不思議なテクスチャーです。

大気汚染などの外部ストレスから守るためにオウゴンなど8種類の植物をブレンドして配合しています。
最近、微弱炎症にアプローチする化粧品がとても増えてきているのは、それだけ肌に悪いということが明らかになってきているからだと思います。
シミやシワにも大いに繋がり得る微弱炎症を食い止める手助けをしてくれるのが、ホワイトジェリーなのです。
女性の顔の常在菌が減っている!?常在菌バランスを整えるバイオエコリア



善玉菌が食べればいいクリームになり、悪玉菌が食べるとピリピリ刺激になるクリームになっちゃうんですけどね。


年齢とともに皮脂も常在菌も減ってしまうとは言われているけれど、ひとつは防腐剤が原因ともいわれています。
女性は10代の頃から防腐剤入りの化粧品を使い続けているため、男性と比べると圧倒的に数が少ないんです。
常在菌バランスの崩れも微弱炎症が起こる原因につながります。
常在菌バランスを整えるために配合されているのがバイオエコリアです。
バイオエコリアはフランスのソラビア社で7年間かけて開発されたオリゴ糖の一種です。
具体的にはどんな成分なんでしょうか?

オリゴ糖は菌たちの大好物なので、オリゴ糖をエサに菌が増えるんです。
でも普通のオリゴ糖の場合、善玉菌も悪玉菌も両方好きなので、どちらも増えてしまう。
それを、善玉菌だけが食べて増えるように開発されたのがバイオエコリアです。
結果的に善玉菌が増える、選択的に善玉菌を活性化させています。
バイオエコリアは外科の先生のハンドクリームとしても使われている成分。
手術の度に消毒剤で手を洗う外科の先生の手にはほとんど常在菌がいないそうで、ちょっと菌がついただけで肌が壊死してしまうほどの状態になってしまうのだとか。
それがバイオエコリア入りのハンドクリームを使うにようになって手荒れが改善したという話もあるそうです。
バイオエコリアとはどのように出会ったのでしょうか?

常在菌バランスを整える成分なんてなかったので、これだ!と思って。
ところが、日本のメーカーはフランスのソラビア社の代理店というだけで、成分についてよく知らなかったんですよ(笑)
とりあえずパリに行くから会わせてくれ!と頼んで。英語もフランス語も分からないまま、話せる人をSNSで見つけて飛び込んで行きました(笑)


最低限使ってほしいのはローションとミルクですね。
バイオエコリアはオイルなど形状的に入れられないもの以外、全アイテムに配合されています。
化粧品を使う量がどんどん減る!?
HANAオーガニックでは使い続けるうちに化粧品を使う量が減る人が続出するのだとか。
社員の皆さんもお客さんでも、最終的に使うのがミルク1本になるそうで、そういう方を「卒業」と呼んでいるそうです。
特に印象深かったエピソードなどありますか?

当時6品くらいスキンケアアイテムを使ってらして、ローションとミルクだけのスキンケアにどうしても抵抗があるという方がいらっしゃいました。
それでも試してみるわとおっしゃって。

でも使い続けてくださって、その後1年後くらいにお会いした時には「今ミルク1本よ」と。
「私の肌でも蘇るのね」なんて喜んでくださいました。
結局、炎症が収まればセラミド産生が正常に戻るので、塗らなくても自分の力で潤う様になる訳です。
リニューアルでほぼ全てのアイテムにバイオエコリアが配合されてから、特に実感値が上がったという方が増えたそうです。
私の友達(奇跡の40代)も「前もよかったけどリニューアル後の方が荒れにくくなった!」といっていました。
HANAオーガニックは生活協同組合の代表みたいな感じです(笑)
ダマスクローズの畑を見にブルガリアに飛んだり、バイオエコリアについて知るためにパリへ飛んだり・・・
原料となるものがどこから来たのか自分の目で見て確かめている林田さん。
トレーサビリティ(生産流通過程における追跡可能性)がしっかりしているというのもHANAオーガニックの魅力です。

林田さん:「私たちは何かの専門職ではないし、技術を研究している訳でもないですから。
結局消費者の方と同じなんですよね。
調べることが私たちの価値だと思っていて、お客様が知りたいと思うことまで調べるのが私たちの役目だと思っています。
言ってみれば生活協同組合の代表みたいな感じです(笑)」
HANAオーガニックのインタビューを終えて
オーガニックって何か肌に良さそう。だけど何がいいのかはよく分からない。
そう考えている人は少なくないと思います。
私もお話を聞きに行くまでは、そんなふわっとしたイメージでしかありませんでした。
よさそうとは思うけど、健康に対するストイックさを求められる気がして、むしろオーガニックに対する苦手意識すらありました。
ですが、「肌って何なんだろう?」から始まっているHANAオーガニックには、変なストイックさがないんです。
ここまで最新肌理論に基づいたオーガニックコスメが今まであったでしょうか?
最新の肌理論や知見×伝承されてきたもの
科学的に説明がつく部分と、説明はつかないけれど昔からいいと言われ続けられてきた部分。
これら両方のいいとこ取りがHANAオーガニックであり、オーガニック初心者にも受け入れやすい理由ではないでしょうか。
たくさんのこだわり成分が詰まったコスメなので、通常の化粧品より少し原価はお高めだそうですが、店舗を持たない通販コスメだからこそ何とかやっていますとのこと。
1週間分のトライアルセットは、洗顔からUVまでラインで使えてとってもお得なので是非試してみていただきたいです。